金属ローラー検査装置

Point.1

円筒形状のワークに対応 →直径600mm、長さ3m程の金属ローラーの検査
→お客様の製品である樹脂シート形成時に欠陥発生の要因となる、金属ローラーの梨地表面上にある10μm以上の微小突起を検査
→定期点検時の検査システムとして導入頂きましたので、処理時間に余裕があったため、300mm幅の検査ユニットを移動させて3m程のローラー全体を順に検査しています。


Point.2

ご提案の特徴 →円筒軸方向にレーザー光を照射してワークを回転させることで、曲率のあるロール形状でも表面全体を撮像できます。
フライングスポット式レーザー光源ならではの仕組みを活かした検査対象です。
★大型金属ローラー以外にも、プリンタ用転写・感光・加熱等各種ドラム、圧延ローラ、小型の円筒ピン形状等で検査実績があります。

→お客様工場内の検査場の既設ローラー回転治具に追加で検査部を設置調整しました。
お客様治具の制御、検査システムコーディネートまで弊社で担当させて頂きました。
★弊社では既存設備の制御、コントロールから新規メカ設備まで様々なご提案をさせて頂きます。

→画像処理PCでは検出した欠陥位置座標の全体マップ表示や、欠陥部の拡大画像表示機能などをご提供しています。
★本案件では製品検査ではなく製造装置の検査でしたが、製品検査の場合は不良率や統計解析、稼動管理などのソフトウェアカスタマイズもご提案しています。

Point.3
Point.4

検出事例 樹脂シート形成ローラー上の10μm突起物を検出した画面イメージです。
★レーザー検査装置の特徴として、ローラー上の同色異物検査、鏡面ローラー上の微小キズ・異物検査などを得意としています。